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指圧こそが医の原点!

 
 
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『指圧』増永静人著
『指圧』

『経絡と指圧』増永静人著
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『指圧療法』増永静人著
『指圧療法』 

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(105)指圧こそが医の原点!

 

The Essense of Shiatsu by Tokujiro Namikoshi Sensei 1


 

私は普段、このブログでは指圧そのものについては深く紹介はしていません。一つには、文章で幾ら説明しても、その実態は十分に理解して頂けないからです。

それと、指圧と一口に申しても、世間一般には、指圧は強く押すもの、痛いものという誤解が蔓延しており、私が行っているものとの違いがありすぎるからです。

その違いを幾らここで説明しても、外見上は押しているように見える動作ですから、その圧の具合や、押された感じまでを実感して頂くことはできません。

とは言え、指圧は治療の原点である「手当て」そのものであり、また思いやりの療法です。現在のように物質優先の社会にあって、こうしたことが疎かになっているのが現実ですので、今こそ、多くの方が本当の指圧の良さを分かって頂きたいと、何時も願っています。

そこで今日は、指圧や鍼灸の治療家であり、日々、熱心に研究され、その結果をご自分のブログ(『養生法の探求』)で開陳されている方が、指圧の特徴について述べておられますので、その内容を下記に紹介したいと思います。

また、冒頭と下段に紹介しています故・浪越徳治郎氏の動画もご覧いただき、指圧の良さをご理解頂ければ幸いです。


ーー引用はここからーー

まずは、端的に指圧の何たるか?を教示しておきます。

指圧の科学的な効能として近年になり判明したことのひとつに「一酸化窒素の分泌」という効能がございます。

これは資生堂ライフサイエンス研究所の研究員である傳田光洋博士の著書などに記載されている事項ですが、ようは指圧にしろ、按摩にしろ、マッサージにしろ、皮膚を介して筋肉を押圧(おうあつ)するような手技を施すと、この押圧により皮膚や筋肉は圧迫を受けるわけです。

この圧迫はいわばヒトの身体にとっては外部からもたらされたある種のストレッサー刺激となって、ハンスセリエのストレス学説に忠実に身体はこの押圧ストレッサーに対応するストレス状態に移行します。

ストレスとは歪みということですが、人体にとっては多種多様なストレッサーとなるストレス刺激がつねに負荷されておりますが、例えば重力という地球1Gの重みもまた人体が正常に発育するためには必須ストレスなのです。

つまりストレスは決して悪なだけでなく、人体にとってはプラスの面もあるのです。


さて、皮膚を介して筋肉を押した指圧による押圧ストレスは、押された皮膚や血管に対抗する反発力を発生させます。

特に血管壁は押されたままでは、血液の流れがストップしてしまうので、これは人体にとっては一大事です。

だから押された血管壁からは一酸化窒素という活性酸素が分泌されて血管壁を拡げる機序が発動します。

これが指圧によってもたらされる血流促進効果の科学的裏付けとなるリガンド(信号分子)です。

按摩マッサージ指圧によって、分泌される一酸化窒素は皮膚と血管壁から半分づつ分泌されることが、厳密な科学的な実験により立証されています。

一酸化窒素は血管壁を拡げることで、血液の流れを促進します。


血流促進に指圧!

またこの一酸化窒素というリガンドは脳神経系の情報伝達物質として機能していることが近年になり判明していますので、指圧によって一酸化窒素の分泌量が増すと、脳の認知機能も改善されて、頭がスッキリし、脳活全開となります。

脳科学に指圧!

さらに一酸化窒素は免疫細胞のマクロファージが、ガン細胞やウイルスに罹患された細胞を攻撃して破壊して粉々にする際に噴出するマクロファージの武器と言える分子です。

だから指圧によって一酸化窒素の分泌量が増すと、マクロファージは仲間のマクロファージが体内のどこかでガン細胞やウイルス罹患細胞などの敵を感知して大規模な攻撃を仕掛けていると錯覚して、俄然、やる気マンマンになってくるという免疫細胞のマクロファージの活性化という余得も、指圧による一酸化窒素の分泌量増大にはもれなくついてきます。

免疫増強に指圧!

このように指圧による一酸化窒素の分泌は、①血流アップ、②認知機能アップ、③免疫力アップ、の3つの優れた機能があることがこれでわかります。

さらに指圧による恍惚感のもととなるリガンドであるβエンドルフィンという快感ホルモンには鎮痛効果があり、またβエンドルフィンはガン免疫で活躍するNK細胞を賦活する作用があることがわかっています。

鎮痛抗ガンに指圧!

さらにさらに、指圧によって分泌量が増すのは一酸化窒素とβエンドルフィンだけでなく、われらがヒーロー・リガンドであるヒートショックプロテインの分泌を促します。

ヒートショックプロテインはDNAセントラルドグマを正常に機能させるためには、なくてはならない分子であり、人体生理はヒートショックプロテインなしでは機能しないと言ってもいいほどに大事な分子です。

指圧により分泌量が増すヒートショックプロテインの作用によって、細胞核ゲノムの変異も修正され、損傷したタンパク分子が修復されていきます。

ゲノムやタンパク分子が恒常的に傷つく内部被曝時代を生き抜くうえで、ヒートショックプロテインに満ちたボディを手に入れることは必須な課題です。

内部被曝対策に指圧!

以上のように、『一酸化窒素とβエンドルフィンとヒートショックプロテイン』という3つの有益なリガンドに着目することで、指圧の科学的な効能はよりリアルに認識されてきますので、是非ともこの3つの「指圧リガンド」を覚えて頂きたく存じます。

その他には京都大学生理学教室で長年に渡り研究された「内蔵体壁反射、体表内臓反射」という原理も指圧の効能を解くキーワードです。

これは内臓の病変は体表に顕在化されると同時に、体表への刺激もまた内臓に影響する、というヒトの身体の表面と裏面、解剖学者の故・三木成夫博士の言葉を借りれば「体壁筋肉系と腸管内臓系」はつねにインタラクティブ(互換的)に連動して、ヒト生理が営まれているという生命真理です。

だからどこを押しても、どこを触っても、その刺激は皮膚や筋肉を介して、また血管という音声導波管を通じて全身の51億本の毛細血管を含む動静脈9万6000キロを伝わり、深部内臓や脊髄脳中枢へとその皮膚刺激は波及していくと言えます。






さて、今回のシリーズは前回4月の「命を耕す」全33講義に続く、「新・命を耕す」シリーズですが、この両シリーズで探求している気という生命情報エネルギーもまた指圧により照射され、活性化されます。

この気という目に見えない生命情報の科学的内訳でこれまで判明し検出されたものが、脈動する赤外線輻射、変動する生体磁場、16ヘルツ以下の超低周波、イオン流、フォトンなどの微粒子、静電気などです。

これら気情報、気エネルギーもまた指圧によりもたらされる効果となります。

このように、指圧によって分泌量が増大する生理活性物質としての「指圧リガンド」の効能や、「内蔵体壁反射、体表内臓反射」を介した身体全域の賦活や、指圧による気功効果を、

ひとことで文学的に表現するとすれば、かのマリリン・モンローの胃ケイレンを、その優れた指圧術により一発で治した伝説の持ち主である,

指圧界のカリスマ・ゴッドハンド、故・浪越徳治郎先生の、

「指圧の心 母心 押せば命の 泉湧く」

となりましょう。

これほど端的に指圧の効能を言い切ったヒトは浪越先生をおいて他にありません。

浪越先生曰く、ヒトの手には愛があり、この手の愛の気をもって指圧治療をするからこそ、霊験あらたかに病苦が消し去るのだ、との仰せです。

まことに真の医道に通じる達者の言葉には深い含蓄があります。

人類の医学とは、まさにこの掌(てのひら)を痛み病む病巣部位に当てる「手当て」からスタートしたのです。

この神聖なる人類医療の原点である「手当て」を正統に人類史700万年間のあいだ絶やさずに受け継いできたのが指圧道だったのです。


ヒトは全宇宙のお釈迦様の掌の上で遊ばせて頂くチッポケな存在に過ぎません。

しかし、お釈迦様の手の平で遊び抜くには健康でなければ面白くありません。

そんな人類の病苦への不安は、このヒト自身の手の平に乗せられることで、どうやら払拭できそうです。

このヒトの手にこそ、無限なる宇宙の気、宇宙の生命情報エネルギーが内包されているのです。

タダで手に入るフォースを使わなきゃあ、もったいない!

class="auto-style13" style="width: 591px">「手当て」こそが、指圧こそが、医の原点!

ーー引用はここまでーー


=>The Essense of Shiatsu by Tokujiro Namikoshi Sensei 2

=>The Essense of Shiatsu by Tokujiro Namikoshi Sensei 3

=>The Essense of Shiatsu by Tokujiro Namikoshi Sensei 4

=>The Essense of Shiatsu by Tokujiro Namikoshi Sensei 5

=>The Essense of Shiatsu by Tokujiro Namikoshi Sensei 6









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