スウェーデンとの縁

 
 
 
きむら指圧俱楽部
指圧講座
指圧治療
経絡体操講座
瞑想講座
洗心塾講座
オススメ健康情報
講座用DVD
所在地の地図
問い合わせ
e・メール
相互リンク
Column(コラム)



『指圧』増永静人著
『指圧』

『経絡と指圧』増永静人著
『経絡と指圧』

『指圧療法』増永静人著
『指圧療法』 

よもぎ乳酸菌液【蓬龍宝・ホウロンポウ】
よもぎ乳酸菌液
【蓬龍宝・ホウロンポウ】

(56) スウェーデンとの縁


スウェーデン


北欧のスウェーデンという国については、ご存知の方も多いと思います。毎年、ノーベル賞の授賞式などで話題になりますし、高福祉国家ということでも知られています。

実は私は高校生の頃から、スウェーデンとカナダの両国には憧れていました。地方都市に居た私にとっては、遠く海外の国々に強い関心がありましたが、とりわけ、この両国に惹かれていました。

当時は、今のような通信手段はなく、外国人と交流するには電話の他には手紙(文通)しかありませんでした。当時の私は勉強嫌いで、何をやっても身につかない状態でしたので、英語なども学校や個人指導で習っていたのですが、全然、勉強に身が入りませんでした。



ですが、ある時、知り合いの年上の方がドイツ人と文通をされていたのですが、出来なくなったので、私に代わってやってみないかとススメて下さったのです。

私は英語に自信がありませんでしたが、外国に興味がありましたので、折角だからそのドイツ人と文通をしてみようと決心しました。そうなると無理にでも英語を使わなくてはなりませんので、辞書を買ったり、海外文通の手引などを読んで、彼との文通を始めました。

しかし、英文も正しく書けないし、読む方も語彙が不十分で読解力もありませんでしたので、その文通の手引の中の例文をそのまま引用したりして、手紙のやり取りをしていました。

そのドイツ人男性は大変に真面目で律儀な方で、毎回、手紙に添えてキレイなドイツの記念切手を同封してくれました。その方とは成人してからも長い間、文通を続けましたが、その後止めてしまいました。



さて、その当時、文通に興味が出てきて、東京にあった海外文通斡旋協会などに入会して、海外の文通相手(ペンフレンド)を探し、色んな国の方と文通を始めました。

中でも、スウェーデン人の若い女性は大変な美人で、何回か文通をしている間にスウェーデンという国に憧れるようになりました。でも、年と共に外国に対する興味も薄れてきて、何時の間にか文通も止めてしまいました。

で、スウェーデンとの縁は切れていたのですが、私が指圧師になって、外国人の治療や講習を行うようになってから、また、スウェーデンの方との縁が復活してきたのです。



何時頃からか忘れてしまいましたが、誰かの紹介で六本木にあったスウェーデン大使館で、大使館員を相手に指圧の講座を開くことになりました。その縁で、今度は当時の大使夫人の治療も行うようになりました。

この大使夫人は生真面目で実直な方でしたので、私も気心が合い、定期的にスウェーデン大使館内の公邸に治療に伺っていました。その後、次の大使が赴任されてこられたのですが、この大使の夫人も指圧治療を継続的に受けられました。

この大使夫人は話し好きで、治療の合間にいろいろと話すことが出来ました。治療中は単に患者と治療師の関係ですから、地位や立場は関係ありませんからね。



その点、外国人の方が接し易いところがあります。日本人は個人的な所にまで社会的な立場を持ち込んで、偉そうにする人がいますからねぇ。

その二代目の大使夫人との縁があった時期に、思わぬことが起こりました。と言うのも、スウェーデン国王王妃が来日されるので、その間に王妃の指圧治療をして欲しいと依頼されたのです。

これにはちょっとビビりました。私は普段から金持ちやセレブの治療をすることには抵抗があったからです。でも、長年、治療を受けてくださっていた大使夫人からの依頼でしたので、承諾しました。



唯、治療日などは決まっていませんでしたので、何時になるのか気に掛かっていましたら、ある日の午後、大使夫人から電話があり、今、スウェーデン王妃を案内して都内を回っているけど、ちょっと王妃が疲れておられので指圧の治療をしてもらえないかと言うことでした。

突然の話だったので、ちょっと戸惑いましたが、お世話になっている大使夫人からの頼みですから、直ぐにホテルに伺うと返事をしました。

私は外国人の治療には慣れてはいましたが、そのような立場の方にお目に掛かるのは初めてでしたので、少々緊張しながら、滞在されていたホテルオークラに出向きました。


スウェーデン王妃
スウェーデン王妃(Drottning Silvia)
(スウェーデン国王カール16世グスタフの王妃。1972年、ミュンヘン・オリンピックでグスタフ国王担当のコンパニオンをつとめたのがきっかけで知り合い、結婚に至った。結婚式前夜にはABBAが記念として「ダンシング・クイーン」を歌った。国王との間に、ヴィクトリア、カール・フィリップ、マデレーンの一男二女をもうける。初めはドイツ人ということでスウェーデン国民の間に拒否反応もあったが、率直で明るい人柄で人気を高めた。スウェーデン語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・ポルトガル語・英語が流暢に話せる。また、手話も会得している。)


ホテルに着いてみると、案の定、大勢の取り巻き(SPや随行員、大使館員、それに報道関係者など)が居て、王妃の所にどうやって行ったらいいのか分からず、途方に暮れました。

皆忙しそうにしているし、誰に聞いたらいいのかウロウロしていましたら、運良く大使夫人に会えて、やっと王妃の部屋に案内してもらうことができました。

今では、どのように挨拶をしたのかも忘れてしまいましたが、とにかく治療をしなければと、急いで用意をしたことだけは覚えています。やはり、カナリ緊張していたようです。



ホテルなどで治療をする時はベッドの上ではやり難いので、床にシーツや毛布を敷いてその上で行なうようにしています。例え王妃でも同じようにしました。

確かに治療を始めてみて、王妃の体調が良くないことが分かりました。よく記憶していないのですが、私なりに何か気付いたことを申し上げたように思います。

ただ、やはり相手が相手だけに、何時もよりは緊張していたのでしょう、何かフワフワ治療を終えたように感じました。もうちょっと、やりようがあったかなと、後で反省をしました。



面白かったのは、その部屋で王妃の治療をしていた時、隣の部屋から国王陛下が覗き込まれて、興味深かそうにご覧になっていたことです。

ニコニコしながらご覧になっている姿は、大変に親しみやすい感じで、とても国王陛下と言った特別な方には見えませんでした。

直接、国王陛下とお話を出来る機会はありませんでしたが、こうしてお顔を拝見できただけでも有難いことだと思いました。

このよううな機会を与えて頂けたのも、スウェーデン大使夫人の存在があってのことですし、夫人が指圧を本当に好きで、その効果を信じて下さっていたお陰でした。



この他、指圧を通して、スウェーデン人の方との縁は深いものがあります。スウェーデン大使館員の家族の方達の指圧講座も何回か行いましたし、個人的な治療も行いました。

中には今、日本でも人気のスウェーデン家具の大型店「IKEAジャパン」の日本代表を務めたこともある方の治療を定期的行なったこともあります。また、彼の奥さんも精神的な疲労などで、よく治療に見えました。

今はもう昔の話になってしまいましたが、高校生の頃、憧れていたスウェーデンの人々と後年、このように多くのご縁を頂くとは思ってもいませんでした。ちなみに、私は外国には行っていません。



<コラムのトップページに戻る>        <コロム(2)ページに戻る>

 

=>指圧治療の申し込みはこちらから!




東京都八王子市千人町3-10-5 メゾン・アトレ403
☎ 042-673-7815   shiatsuk@trade.gmobb.jp
このサイトはリンクフリーです。 Copyright(C) きむら指圧俱楽部 All Rights Reserved 
(Web管理者:きむらすすむ)