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生まれ替わりについて

 
 
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『指圧』増永静人著
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 (83) 生まれ替わりについて

輪廻転生

あなたは「輪廻転生」について、どのようにお考えですか? 未だに、それは仏教などの宗教的な考え方だと思っておられますか・・・?

今日迄の長い間、物質文明優先の社会が築かれてきましたので、唯物的な考え方に侵されて、こうしたことを考えずに来た方が多いのではないかと思います。

と言うよりも、誰にも真実を考えさせないような唯物的な教育がなされて来たために、殆どの人々がマインドコントロールされてしまって、為政者の意のままに操られてきたと言ってもいいかも知れません。

さて過日、『魂の法則』(ヴィセント ギリェム・プリモ著)という書籍の中での中で、下記のような転生に関する問答がありましたので、紹介いたします。一緒にお考えになってみて下さい。

 

ーー引用はここからーー

(質問)初めに、死後あるいは肉体から離脱した後に、何が起こるかについてお話ししましたが、生まれる前のことをもっと詳しく知りたいです。どうやって転生するのですか。魂が生まれる前からあるとするなら、それが宿る肉体との関係には始まりがあると思うのですが、魂はいつどのように赤ちゃんの身体に入るのですか。

(回答)一般的に、転生する魂は、受胎前から未来の家族を訪問し始め、中には、母親と父親に子どもを持ちたいという欲求を呼び起こさせるケースもある。

受胎すると、魂は受精卵と結びつき、妊娠中はそれが正しく成長して発達できるように関与するので、肉体との絆は、魂が肉体から分離する時まで切れることがない。

妊娠中は、転生しようとする魂のアストラル体と胎児の身体が、段階的に融合していく。生まれ変わる魂は、胎児にされることや母親が感じ取ることなどを感知し始める。

この時期、魂はすでに肉体と結びついたとは言え、まだ充分自由に移動でき、霊界の友人やガイドとの交流もある。霊界から物質界、あるいはその逆を、魂が行ったり来たりしている移行期には、誕生に備えて、物質界での両親や親戚になる者たちと馴染んだりする。

しかしながら、魂が赤ちゃんの身体と合体するのは、通常は誕生の瞬間だ。

(質問)でも、子どもが欲しくないのに生まれて来てしまうカップルが沢山いますが、それはどうしてなのですか。

(回答)避妊対策を講じている場合でも、両親の性欲を刺激して、うっかりさせるのだ。

(質問)一方では、子どもが欲しいのに、どんなに努力しても生まれない両親もいます。

(回答)君たちは、自分たちが転生の過程をコントロールしているとでも思っているのかい? そうだとしたら、間違っているよ。すでに言った通り、転生は、魂同士の転生以前の合意によるのだ。

肉体的に何の障害もないのに、子どもが欲しくてもできない場合がある。それなのに、別の場合では、その気がないのに思いがけなく子どもができてしまうことがある。

だから「生と死は天の意思」いう民間のことわざは的を得ていると言えよう。

人間はこの世に魂がやって来るのを、妨げたり遅らせたりはできる。だが、霊界で予定されていなかったり、霊的基準に照らして妥当だと判断されなければ、魂が来るよう強いることはできないのだ。

また胎児には、善し悪しを知覚できる魂がすでに結合しているのだから、ずっと繊細に扱わないといけない。胎児は、愛情をもって受け入れてもらえると感じれば嬉しくなり幸せで、歓迎されなかったり中絶などの危害を加えられると感じれば苦しむのだ。

 

 

(質問)親が望まない子どもや、育てきれない子どもは生まれない方がいいと考えたり、奇形があって生まれるとこの世で苦しむことになると考えて、妊娠中絶に賛成している人もいますが。

(回答)それなら、子どもがすでに生まれていて面倒を見られなかったら、同じような理由で、捨てたり殺したりするのが正当だと思うのかね?

(質問)もちろんそうは思いませんよ。生まれたばかりの子どもを捨てたり殺したりするのは、非人間的な行為で犯罪になってしまう。

(回答)それならどうして、子どもがお腹から出た後では犯罪で、お腹にいる時にはそうは見なされないのかい?

(質問)子どもが形作られる前の、まだ胎児とならない妊娠初期の何ヶ月かの間に流産させる、ということなのだと思いますが。

(回答)君の話を聞いていると、問題の焦点は、形成中の命が細胞の集合体から子どもと見なされる境界を越えるのはいつか、ということのようだ。

細胞の集まりと考えられている間は、中絶は合法的だが、その固まりが子どもと判断されるなら、生命尊重の思想を真面目に検討しなければいけないと言うのかい?

(質問)そうだろうと思います。

(回答)その考え方によると、胎芽が、細胞の集まりから子どもだと判断される境界を越えるのはいつかね? 十日後か、一月か、三ヶ月か、五ヶ月か?

(質問)分かりませんよ。いつから子どもだと見なすかについては、人それぞれ独自の意見を持っていると思います。もしかすると三ヶ月未満はそうではなく、それ以後は子どもと見なすのかもしれません。

(回答)実際のところ、中絶賛成派は、人間の命は誕生をもって始まり死によって終わるとする主義に基づいており、形成中の存在をいつから人間だと見なし始めればいいのか、はっきりと分かっていない。

そのため、これと同じ人びとが、病の末期で苦しむ場合や寝たきりの重度の身体障害がある場合などに、安楽死を支持することになるのだ。

こうしたことが起こるのは、生命を物質主義的観念で捉えるから、つまり、物理的生命の存在しか認めず、物質界に具現するために使う肉体を、人間そのものと同一視しているからだ。

だからこの視点では、妊娠の初期の、胎芽の細胞がまだ赤ん坊の形態を取るほど分化していない段階では、人間だと見なしていないので、妊娠中絶に不都合を感じない。

しかし霊的観点から見れば、「魂の素」がなければ生命はあり得ないので、肉体そのものは、それが胎児のものであろうと子どもや大人のものであろうと、生命ではない。

生命とは魂の命であり、転生する肉体の命ではない。注目すべきは、肉体の発育ではなく、魂がいつ胎芽と結びついたかで、それが命の始まりであり、それはすでに言った通り、受胎の時点なのだ。

それゆえ、魂が肉体に結合した後に妊娠を中断させるのは、生まれ変わる魂の自由を侵すことになるのだ。

ーー引用はここまでーー

 

さて、上の問答では「何故、生まれ変わる必要があるのか」などに付いては言及されていません。因みに、この転生に関しては、私は下記のようなことを教えて頂いています。

『さて人類は、この地上世界と霊界とを交互に転生して進化するように図られていますが、三次元において、肉体体験の機会を得る動機を与えてくれたのは、肉体の先祖です。四次元(霊界)に転生する時の先祖は無いのです。

この肉体先祖と言うのは、地球学で考えられているような、単なる肉体の遣伝子の継続の媒体となるものを表わしている、親先祖のことではないのです。

一個の霊魂が霊界から地上に誕生することは、大変に重大なことです。その霊魂がどの親を選ぶかによって、その霊魂自体の地上体験の進路の大体が決まるからです。その体験によって、その霊魂自体の本来の性質に、どのような傾向が加わるかという重大な問題だからです。

その両親をどのように選定するのかと言いますと、その霊魂自体の願望と、その霊魂の守護霊や指導霊などの愛念によって定められるものです。その両親の背後には無数の先祖がいます。

それをも含め、その両親の性格、境遇、カルマ、時代背景なども考慮し、その両親の子となる霊魂が持っている全ての傾向とを考え合わせ、その霊魂も、またその両親、祖父母、兄弟、姉妹などと共に、それぞれが塊の進化に最もふさわしい諸条件が整えば、それが最善です。

またその霊魂の進化のために、その霊魂自体が耐え得る範囲の苦痛と経験が準備されるものです。これはひとえに、その者の背後にある守護霊や指導霊、守護神の愛念によって仕組まれるものです。

そうではありますが、その霊魂の地上体験の全てが、これだけによって決定されるものではなく、その霊魂自体の自由意志によって、その地上体験の傾向を変化させることが出来るものです。

その人が与えられた進化向上の諸条件を、その人の自由意志によって、どのように処置してゆくかに拘るのです。

従って、その者が得た体験の結果は、その者の自由選択と、守護霊などの善意からなっているものですから、その結果が地上の普通の人が考えるような善悪とは、質の違ったものであることを知らねばなりません。』

要するに、私たちは肉体の三次元世界と、霊界の四次元世界とを交互に生まれ替わりしながら、自らの「魂の進化向上」を図っているわけです。

ですから、今生での肉体体験が終われば、その肉体という仮の住まいを脱ぎ捨てて、霊体として霊界に移行することになります。肉体の死によって全てが終わる訳ではありません。

今回の転生に関することで一番大事なことは、親が勝手に自分を産んだのではない、と言うことです。自分自身がこの親の元に生まれ出ようと決心して、親の肉体を借りて生まれ出てきたということです。

ですから、「頼みもしないのに、親が勝手にオレを産んだ」などと言うのは、全くバカゲタことです。親は私たちに魂の修行をする機会を与えてくれた大恩人です。

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