当院では、『日本大学豊山高校サッカー部』でトレーナー活動を行っております。
日々の練習や試合時に起こりうるケガなどのスポーツ障害に対応したり、ストレッチやトレーニング指導を行っています。
スポーツ障害とは?
スポーツ障害とは、運動している際に発生したねんざや打撲、骨折など、疲れから起きた疲労骨折、関節の変形まで、幅広いものが該当します。
そのため、運動している際に発生した怪我が急性のスポーツ障害で、時間が立ってから起きる怪我が慢性のスポーツ障害として区分けされています。
ここでは、慢性のスポーツ障害についてご紹介いたします。
慢性のスポーツ障害は、疲労してから十分に回復していない状態で運動することによって起きる身体の組繊に異常が発生する場合と、同じ箇所に負担が集中することで起きる場合があります。 スポーツ障害の原因として、身体の能力をオーバーした運動を行ったり、同じ筋肉や箇所を使い続けることや、睡眠や休養、栄養不足などが挙げられます
スポーツ障害の慢性的症状
慢性のスポーツ障害の症状として、軽い段階では、運動している際に鈍い痛みが現れるくらいです。
また、体力が落ちているのを感じる場合もあります。
段階が進むと、運動の後にも痛みが残ります。
さらに状態が悪化すれば、安静にしていても痛みが現れるようになり、場合によっては激しい痛みを引き起こすこともあります。
運動の種類によって、症状は現れる箇所が異なりますので注意が必要です。
慢性的スポーツ障害の予防
慢性のスポーツ障害を予防するには、自分の運動能力や体力などを事前に把握しておくことが最も重要です。
自分の身体の状態を把握しておくことで、必要以上に身体を酷使しなくなるでしょう。
中高年の方は、若い時期と比較して身体能力や体力が下がっている可能性が高いです。
そのため、運動をする前に医師に相談して、どのくらいの運動量が自分には向いているか教えてもらっても良いでしょう。
また、運動をする前の準備体操と、運動した後の整理体操は非常に大切ですので必ず行うようにしましょう。
特に、運動後の整理体操は、靭帯や筋肉などに疲れが残りにくくなるため、必ず行うようにしましょう。
準備運動は急性のスポーツ障害の予防に繋がります。
スポーツ障害を予防するためには、睡眠や休息、栄養バランスのとれた食事も必要です。
運動後は十分に睡眠や休養を取って疲れを無くしましょう。
普段から栄養バランスの良い食事を摂ると、丈夫な身体作りに繋がります。
これ以外に、自分に適したスポーツ道貝を選択したり、動作が同じにならないように様々な運動に取り組んだりすることも大切です。