筋肉痛がないとトレーニング効果はないのか??
皆さんこんにちは一整骨院の河野です。
所持資格:柔道整復師免許、プロボクシングライセンス
そろそろ夏に向けてトレーニングをし始める人も多くなってくる頃ではないでしょうか!?
毎日、筋肉痛に悩まされる人も出てくると思います!
という事で今回は【筋肉痛】についてお話をしていきたいと思います。
では、筋肉痛がなぜ起こるのかについてのメカニズムから説明していきます。
筋肉痛は運動後に起こる筋肉の痛みの事をいいます。普段使わない筋肉を使ったり、トレーニングで筋肉に負荷をかけ繰り返し動かすことで筋肉に傷ができます。それを治癒させる過程で炎症反応が起こり痛みの物質が作られそれが筋肉痛になるのです。
筋トレをしている方は筋肉痛がないと効果が出ないのではないか?筋肥大しないのではないか?など不安になられる方もいるのではないでしょうか?
結論から言いますと筋肉痛がなくてもトレーニングの効果はありますのでご安心ください!!
ただ筋肉痛がなくても効果が得られるのは正しいやり方でできていることに限ります。
正しく筋肉に刺激を与えられると成長ホルモンが分泌し筋肥大も見込めますし、運動神経の発達にも効果が出ます。
筋肉痛にならない理由はいくつかあります。
1.負荷に体が慣れてきた。
筋肉痛は負荷を与えると筋繊維に傷ができますがその負荷に耐えられる強度に修復していくので慣れてくると筋肉痛にならなくなります。
2.運動習慣がある。
筋肉痛になりやすい人は運動不足などで普段から筋肉も使えてなく負担が大きくなるためになりやすいのです。
そして筋肉痛には毛細血管の数も影響しているとも言われます。
運動習慣がない人だと毛細血管の数も少ないので修復時間もかかるので筋肉痛も長引きなりやすいです。
3.トレーニングの仕方が間違っている。
筋トレはフォームが大切。良いフォームで出来ていないと上手く筋肉も使えない為負荷もかかりにくいです。設定重量が軽すぎても良い刺激は入りません。。
知識のある方に見てもらいながらトレーニングするのも良いでしょう。
筋肉痛を求めすぎるとケガのリスクもあるので注意が必要です!
筋肉痛がなくても正しい刺激が入れば効果はありますので安心してトレーニングを行ってください。
・筋肉痛を早く治す方法
1.よく寝る事
睡眠時に出る成長ホルモンが筋肉を修復してくれます。
睡眠3時間後から分泌されると言われています。7時間以上寝られるのが理想です。
2.タンパク質を摂取
筋肉を作るのに大切な栄養素です。修復も促進してくれます。
最低体重と同じグラム量、トレーニングをしている人は体重の倍のグラム量を摂取できると良いでしょう。
(例:同じグラムならば体重60kgに対し60gのタンパク質。倍であれば体重60kgに対し120グラムのタンパク質。)
3.血行を良くする事。
傷を治癒させるには血流が良い方が治りが早いです。
トレーニング後などしっかりストレッチをして血流を良くしましょう。
今回は筋肉痛についてお話していきました。
トレーニングをするにも正しいやり方が必要になります!
パーソナルトレーニングなどで正しい知識のある人に教えてもらうのも良いでしょう。
またトレーニングや治療のお話をしていきたいと思います!